2013年12月11日

テープ起こしツール「Windowsでテープ起こし Okoshiyasu2以外の選択肢」

Windowsで定番のテープ起こし支援ソフト、Mojo様のOkoshiyasu2
残念ながら更新が終了してしまいましたが、今でもメインで使用している方も多いと思います。
テープ起こしの京都データサービスでも現役でお世話になっていますが、テープ起こしの完成度にかかわる問題点が指摘されています。

■対応している形式が少ない
対応していない形式の音声や動画の場合、Okoshiyasu2で再生できるwmaやmp3に変換する際に音質が劣化してしまう。

■音量が小さい
音量が小さい音声の場合、Okoshiyasu2の音量を最大にしても不十分なことがある。

■音質が良くない
他の再生ソフトでは聞き取れる箇所がOkoshiyasu2では聞き取れない場合がある。

また、更新やサポートが終了しているため、今後も使い続けることは難しい可能性があります。
ToScribeなどの新しいテープ起こし支援ツールもありますが、音声を他社のサーバにアップロードしなければならず、京都データサービスでは禁止しています。

そこで京都データサービスでは、上記の問題点が品質にかかわってくるような場合VLCAutoHotKayを使ってテープ起こしを行っています。

VLCならmp4などのOkoshiyasu2で対応していない音声や動画ファイル、Youtubeもそのまま再生できます。
音量を400%まで上げることができ、Okoshiyasu2よりも高音質で聞くことができます。
また、バックグラウンドで動作しているVLCを操作をするグローバルホットキーを割り当てることも可能です。

ただ、VLCに設定したグローバルホットキーよりもテキストエディタやLibreOfficeのショートカットキーが優先されるため、よく使うキーの組み合わせが設定しにくいという問題があります。

そこで、京都データサービスではAutoHotKeyと組み合わせ、VLCにキーを送ることでVLCを操作しています。
例えば再生/一時停止を Ctrl + j で行う場合、例えば以下の様なAutoHotKeyスクリプトを記述します。

^j::playstop()
playstop()
{
ControlSend,, {Space}+{Left}, VLCメディアプレイヤー
Return
}

playstop()の中身はVLC、WindowsMediaPlayer、Okoshiyasu2など複数のプレイヤーに対応するように書くと便利なのですが、詳しくはVLC、AutoHotKeyについての記事でまとめたいと思います。


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2013年01月19日

テープ起こしツール「Macでテープ起こし CasualTranscriber編」

スクリーンショット Macでテープ起こし CasualTranscriber

年末年始は忙しくて更新できませんでした。
京都データサービス、担当Mです。

先日、テープ起こしツール「Macでテープ起こし」という記事でCotEditorとQuickTime Playerの合わせ技を紹介しましたが、Macで使えるテープ起こし専用のソフトといえばYasu Imao様作成のCasualTranscriberがダントツで使いやすいと思います。

音声プレイヤーと文書作成機能が一つになっていてプレイヤーは音声だけでなく、動画やYouTubeまで再生可能。すてき。
遅回し、早回し、一時停止、ちょい戻しなどへのショートカットキー割り当ても簡単に設定できます。

文書ファイルはプレーンテキストのほか、リッチテキスト(.rtf)やMicrosoft Word(.doc)に対応しています。
一行目に音声ファイルへのパスを指定するヘッダ行が自動で追加され、次に文書ファイルをCasualTranscriberで開くと対応した音声も自動で開きます。すてき。

このように機能が豊富で使いやすい上、頻繁に更新されています。
機能追加の要望に作者様が即対応してくれた、という話も聞きました。素敵。

■okoshiyasu2にあってCasualTranscriberにない機能
・イコライザ
・一時停止時のちょい前から再生機能
 例)一時停止した後の再生時に2秒前から再生など

 →2013年1月24日バージョンで auto rewind 機能が追加されていました!(2013年1月27日追記)

■CasualTranscriberにあってokoshiyasu2に無い機能
・動画再生(YouTubeも可)
・前後へのスキップをそれぞれ5段階セット可能
 例)1秒, 3秒, 5秒, 10秒, 30秒スキップにそれぞれショートカットキーを割り当てることが可能

α版ということで日本語化がまだだったりCtrlキーをショートカットキーに指定した場合にうまく機能しないバグ(?)等もありますが、Macでは最強のテープ起こし支援ツールとして紹介させていただきます。

スクリーンショット CasualTranscriber

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2012年09月05日

テープ起こしツール「Macでテープ起こし タイムスタンプ挿入Applescript」

先日の記事「Macでテープ起こし」で紹介したタイムスタンプ挿入スクリプトについて問い合わせをいただきました。せっかくなので公開します。

QuickTimePlayerの現在の再生時間を(hh:mm:ss)の書式にしてクリップボードに送り、command + v でペーストしています。

Get_current_time.scpt

tell application "QuickTime Player"
try
if not (exists document 1) then error
tell document 1

set h to current time div 3600
set m to current time mod 3600 div 60
set s to current time mod 60 div 1

if (m < 10) then set m to "0" & m
if (s < 10) then set s to "0" & s

set timeScale to "(" & h & ":" & m & ":" & s & ")"

set the clipboard to timeScale as text
end tell
on error error_quit
end try
end tell
tell application "System Events"
keystroke "v" using command down
end tell




このスクリプトをCotEditorに登録し、command + t で起動するうようにしています。

逆に(hh:mm:ss)にカーソルを置いて command + T か何かをするとQuickTimePlayerに set current time to するようにしてやればチェック時等に頭出しができて便利ですよね。
またこちらも使ってみて紹介できそうであればアップします。

以上、京都データサービスのテープ起こし担当Mでした。

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2012年08月31日

テープ起こしツール「Google日本語入力」

より速い、より正確なテープ起こしのために


テープ起こしに最適なIMEは何か、と問われたら京都データサービスではGoogle日本語入力をおすすめしています。

Windows環境で文字起こしをするのにはおこしやすと並んで必須と言えるでしょう。もちろんMacユーザーの方にもおすすめです。

固有名詞に強い


テープ起こしをしていると、政治家や実業家、芸能人やスポーツ選手、海外の国家元首や大臣、歴史上の人物などさまざまな人名が登場します。また、日本全国、世界各地の地名や、企業名、新聞名や雑誌名などの商品名も数多く登場します。話の核心を決めるキーワードとなることも多い固有名詞は文字起こし原稿の生命線、間違いがあっては致命的です。Googleで徹底的に調べて正しい漢字やカタカナを当てるのですが、Google日本語入力はかなりの部分を手伝ってくれます。

例えば私がチェックした中には「安倍晋三」を「阿部晋三」と起こしてしまっている原稿が何件もありましたが、これらのことはGoogle日本語入力をつかっていれば防げることです。

新語やスラングに強い


これはGoogle日本語入力登場時に随分話題になりましたが、本当に語彙が豊富です。
というのもGoogle日本語入力の辞書はGoogleがクロールしたウェブページで収集した単語情報が反映されており、活きた日本語辞書となっているからです。
語彙の多さは新語に限らず、例えば「バカヤロー解散」なども「馬鹿野郎」か「バカヤロウ」かと迷ったり表記が揺れるようなこともありません。

学習機能が強い


詳しいアルゴリズムはわかりませんが、なんでしょうね、この「そう、それが今欲しかった」という変換をしてくれる感。的を射たレコメンド。
誤変換をいつまでも覚えている、なんてこともありません。
ことえりなんかを使っていると、どうも融通がきかないというか、もう一発変換なんて全く期待してない自分がいたりします。文字起こし作業のストレスが減るのはテープを起こす人、依頼する人すべてにとってよいことです。

というわけで、テープ起こしの京都データサービスでは納期短縮&品質アップにGoogle日本語入力を活用しています!
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2012年08月29日

テープ起こしツール「Macでテープ起こし」

Windowsでテープ起こし支援フリーソフトといえば言わずと知れたおこしやす/Okoshiyasu2
私も随分お世話になりました。京都データサービスでのおすすめ設定等もおいおい紹介したいと思いますが、今回はMacでテープ起こしのお話。

私自身もそうなのですがMacBook Airをメインで使う人がずいぶん増えました。
Windowsとはいろいろ勝手が違って、そこが楽しかったり良くも悪くもあるのですが、テープ起こしを仕事にしているが困るのがおこしやすが使えないこと。

京都データサービスのエースTさんのようにフットスイッチでWindows機のOkoshiyasu2を操作し、MacBookで文字に起こすという荒業でものすごく高品質な原稿を量産している強者は置いておいて、(っていうかTさんそれならWindowsだけで作業完結できるやないか)作業環境をMacに移行する場合にどうしたらいいのか、よく質問を受けるので私のやり方を紹介します。

結論から言うと、CotEditorのショートカットキーにQuick Time Playerを操作するAppleScriptのショートカットを割り当てて作業をしています。

私の環境
MacBook Air Late 2010
OS X 10.7.4 Lion
テキストエディタ:CotEditor
音声プレイヤー:Quick Time Player

Quick Time Playerを操作するAppleScriptはbinWord/blog様のMacでテープ起こし(文字起こし)からいただきました。大変感謝です。

キー割り当ては、
command + h, j, kで5秒巻き戻し、一時停止、5秒早送り
command + H, J, Kで遅回し、通常再生、早回し
command + Tでタイムスタンプを挿入
にしています。

タイムスタンプの自動挿入はおこしやすにはない機能ですね。

binWord/blog様でも紹介されているようにグローバルホットキーに割り当てた方がOkoshiyasu2の動作には近いのですが、私はなるべく単純なキー(command + jなど)に割り当てたいため、他に影響が無いようエディタのショートカットキーに設定しています。
sparkのようにアクティブなアプリケーション毎にショートカットキーを設定をできるソフトもありますので、このあたりは好みですね。

CotEditorへのショートカットキーの割り当て方は、CotEditorのスクリプトフォルダに特別な名前を付けて放り込みます。
command + j で起動させたいなら、

scriptname.@j.scpt

という名前にします。
@がcommand。

スクリーンショットを撮ったので参考にしてみてください。

Macでテープ起こしCotEditor編

それではMacで楽しいテープ起こしライフを!

テープ起こしの京都データサービス、担当Mでした。
posted by kyoto-ds.net at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | テープ起こしツール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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